つっかえる

方向を見失った推進力で目が回っている。

 

つながらない。

 

点。点。点。 。。。。。。。。。

なんというか、、、この感覚。点と点の間がブヨブヨしている。

ゼリーの中に浮いている。バラバラになる。

一つの個体だと思っていたものが複数の個体の集合体であることがわかる。

こんなにたくさんのものが集まっているのに、よくこれを一つだと思えていたものだ。

一つ。ひとつね。ひとつか。目にみえるもので一つのものなんてあるのだろうか。

ひとつという想像で人は一つをつくり、ひとつでないものを一つだと思い、そのことを

特別に感じて、一つを大切にする。一つのうしろのたくさんのひとつ。

 

ひ と つ と つ

 

その間にあるひとつ。が一つ。

 

〈一つがひとつ〉より