寄せては返す

未熟な部分が年を追うごとに目立ってくる。

 

できない自分にがっかりすることもある。

でもこれが自分なんだと思えるようになってきた。

そう思うと少し波が穏やかになった。

自分で容器を揺らして、水面を荒立てていたんだなと思う。

気持ち良いの良い日当たりのいい場所に、容器を置いて

太陽の暖かさや、風が通っていく様や、月の輝きを、その面で感じる。

 

そうすれば大切なものを守れると思う。

体の奥でぎゅっと抱いていたい。

自分と自分を比べること。

少し前の自分と比べる。

 

全てはこの身が起こしていること。

 

たい

じゃなく

ひらめ。

 

忘れない。