すごく長い距離を歩いてきたと思ったら
そうでもなかった。
という話。
知らない道をぐるぐる歩いて、歩いているうちに
余分なところが削られていって。
(歩く前は余分じゃなくて、大事って思ってたことなんだけど)
くるくる歩いているうちに、そうじゃないんだと気づかされて、
いやいや、そんなことないだろうと、しがみついたりしながら
歩いた道は、遠くへ続くものではなく
足元へと戻ってきただけだった。
みたいな、そんな感じ。
たくさんではない。
ということを、
大切にしたい。
たくさんは難しい
それが難しくない人もいるのかもしれない。
けど
私はたくさんではないことを何が何でも
大切に
末長く
することを
大事にしたい。
たくさんじゃない
ということは
私にとってとても幸せなことだと。
それだけが
必要で
大切で
そのために
動き続けようと思う。
というような、
一種の決意みたいなことになったけど
まわりまわっても
変わってないよっていう
それだけの話。
二足で歩く蛇のような生き物だったとしたら
どうしたらいいのかって悩むだろうけど
とりあえず、動いてみるんだろうな。
と思う。
動いて動いてみたら、足がある。って気づくみたいな。
そんな生き物の話。
という話。