言葉とわたし

一つの言葉には、たくさんの言葉が含まれている。

たくさん知って、選びに選びぬく。

他にはない、変えることはできないという言葉で伝えていく。

時間をかけて磨き抜かれた言葉が届く言葉というもの。

 

伝えてくれる言葉をきちんと手元で受け取れていることが、どれほど凄いことか身に沁みた。

到底及ばない。

甘いなんてものじゃない。甘いの上のさらに甘い。

 

不甲斐なさと、悔しさ。

情け無い。

気持ちが沸点に達して水に変わる。

止めようとするのに止まらない。

芯を突く言葉をしっかり体得すること。

自分の言葉を見つけること。

何が言いたいのか。

言葉にするということを再考する。

 

気づいていなかったとはいえ、自分の何となく度合いの酷さに恥ずかしくなる。

振り返ればあれもこれもと浮かんでくる。

情け無い。恥ずかしい。

 

落ち込むだけ落ち込んで、冷静に背筋を正す。