座る

座ることに意識を向けて、きちんと座ってみる。

生活の中に座る機会は多々あるけれど、座っていることをきちんと感じて座っている時間はどれくらいだろう。

 

お尻にある骨や、尾骶骨の角度、そこから背骨へと繋がって、首の後ろ、後頭部、そして頭頂へと続く縦の意識。

骨盤がきちんと左右均等に前を向いているか、右の肩が前に出ていないか、膝の位置は揃っているか、足首の位置はどこにあるかとかの横の意識。

 

きちんと座ることができたら、きちんと文字を書く。

止めや跳ね、払いに気をつける。書き順も。パソコンを打つ速度で文字を書こうとしないこと。

文字には文字を書く速度がある。

文字を扱う速度を丁寧に。

周りの速度に流されず、しっかり目の前の情報を読み取ること。

慌てず、焦らず、丁寧に。

そうすれば速さもついてくると、今はそう思って日々頑張る。

 

急いで向かうために、焦らず、慌てず、丁寧に。

 

 

でも、急げ!!!